肩には多くの筋肉がありそれぞれ必要な働きがあります。
腱板という4つの筋肉は有名です。
その中で棘上筋は肩甲挙筋と並んで肩こりの筋肉としても
有名です。
黒丸内側は肩こり、そして外側黒丸は肩関節のトリガーポイント
赤で示したところが今回の肩が重ーくなるトリガーポイントです。
下図は棘上筋の関連痛です。
赤印の痛みは関節可動域は保たれるが、重いものを持つとすぐ疲れる。
そして肩上部の鈍重感がある。こんな症状が多いです。
エコーで見てみますと
少しわかりにくいですが棘上筋、関節裂隙がみえます。
運動療法でも改善が少ない場合この部分のファシア(筋膜)
のリリースが有効のことも多いです。
もちろんその後の再発予防のリハビリも欠かせません。
肩は非常に複雑で色々な筋肉、靭帯、カプセルが発痛源となり
診断治療が難しい分野です。
きめ細かい触診、動作確認は大変重要です。手術や、麻酔科の
授動術が必要な方も見えます。
エコーガイド下注射も診断、治療の一助となることは確かです。
今後とも皆様のご期待に沿えるよう頑張りたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。