愛知県岡崎市 整形外科,リウマチ科,エコーガイド下筋膜リリース,筋膜性疼痛症候群(MPS), トリガーポイント

 愛知県岡崎市 整形外科,リウマチ科,エコーガイド下筋膜リリース ませぎ整形外科

院長のブログ

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足底腱膜炎は以前もご報告しましたが最近当院に受診される方も増え

もう一度説明いたします。

足底腱膜炎は足の裏にある踵と足の指の付け根まで伸びる足底腱膜が

炎症を起こし痛みを起こす病気です。足底腱膜はアーチ状になっている

足の土踏まずを支える重要な役割があります。そして足への衝撃を和らげる

クッションとしても働いています。

ここが硬くなるとうまく伸び縮みできないので腱の付着部や腱事態に

傷がつき炎症を起こしてきます。

痛みの場所は下図の1番が多いですが2番や3番もあります。

原因は強い衝撃を繰り返すスポーツ、硬い地面に衝撃吸収性の悪い

靴で長時間立っている、足のアーチが崩れている、ふくらはぎや

アキレス腱が硬い人、新しい靴に履き替えたなど多くの原因が

考えられます。

診断は症状や圧痛点の他レントゲン、超音波、MRIなどがあります。

下は正常の足底腱膜のエコー画像

足底腱膜は2~3mmです。特に左右差を見ることが重要です。

下図は強い痛みを訴える方の足底腱膜です。

このようにエコーで明瞭にわかることもありますが軽症の方ははっきりしないことも

多いようです。

治療

保存療法が一般的です。まずは固くなった足底腱膜、ふくらはぎのストレッチ

フィットしたインソール、靴の選択、お薬などが多いです。

それでも治らないときは一部の施設では衝撃波治療もありますが当院では

行っておりません。

特に痛みの強い方にはレスキューとして少量のステロイド注射の治療

もあります。確実に腱膜上あるいは腱膜下に注入するため当院では

エコーガイド下に行っています。

注射においてはなるべく脂肪織に注入しない、基本的に繰り返して行わないなどが

重要と思われます。

注射後はしばらく疼痛が改善することが多くその間に十分なストレッチ、靴の選択

生活の見直しなど行い再発を防ぐことがとても重要ですね。

最後までお読みくださいましてありがとうございました。

腰痛は多くの方が経験し実際に腰痛を主訴に来院される方は非常に多い

ですね。この中で仙腸関節障害は最近は一般にもご存じの方が増えました。

中腰での作業の繰り返しで発症することも多い。急性腰痛においても

中腰で物を持ち上げた時発症することが多いようです。

その他の腰痛も脊柱管狭窄症や梨状筋症候群、中殿筋症候群、

上殿皮神経障害、そして仙腸関節との関連性が高い中殿皮障害

後仙骨孔障害などもあり極めて多様であります。

多くの整形外科、ペインクリニックで頻用される仙骨硬膜外ブロックも

治療の一環として一定の効果が見られます。

最近はエコーガイド下にも行われています。

後仙骨孔ブロックもエコー下が望ましいと思います。

その他後仙腸靭帯、多裂筋、中殿皮神経などが治療ターゲットとなりますが

まず診断が重要です。極めて難しい方もいらっしゃいますが腰殿部痛で

お困りの方気軽にご相談ください。診断まで複数回の診断的治療が必要と

なることもありご了承ください。

 

 

 

歩行や日常生活に非常に重要な膝はしばしば痛みが出てきます。

膝痛といっても前方、内側、外側、後方その他いろいろあります。

本日はその中でも比較的多い内側部痛についてお話します。

実は内側部痛にもまた多くの原因があります。膝内側下部から

坐骨につながる半膜様筋は膝痛の大きな原因となります。

内側後方から脛骨の周りを走行を変えいかにも摩擦が起こりそうです。

そして近くには腓腹筋、膝窩筋など疼痛を発生しやすい筋肉、

内側半月板、靭帯、そして骨そのものも近接しており発痛源を見極めるのに

お時間をいただくこともままあります。

細かく正確な身体所見、圧痛を確認し推定します。

エコーで見ますと

脛骨に停止する半膜様筋屈曲頭が見えます。

可能性が高く難治性の場合この部分をリリースします。

他の例では

このようなリリースにて改善することもあります。

少しでも痛みを軽減し日常生活を快適に過ごしたいですね。

膝痛は多くの原因があり変形が重症の方は時には手術が必要です。

ただその前に行ってみる治療がいろいろありますので

お困りの方はお気軽にご相談ください。

最後までお読みくださいましてありがとうございました。

毎日のようにニュースで聞くコロナ感染症。

今第2波が到来したと一部知事や専門家が警告しています。

どういう対策が必要かそして今回のコロナ感染症がどんなものかを

理解することがとても重要でしょう。

対極の2つの意見を簡単に紹介します。

1つは季節性コロナ感染症とは全く違い致死率が高く後遺症も残すことがあり

厳格な隔離と少なくともクラスター周辺には大規模なPCR検査が必要だという意見。

確かに武漢やニューヨークでの爆発的な感染者増加と医療崩壊が報告されましたが

大規模なPCR検査と隔離によって劇的な克服ができました。

そしていち早く収束し経済活動も再開しました。これにはとても驚きました。

別の考えは地域や人種により重症化率、死亡率が大きく異なることがわかってきました。

そしてウィルスも刻々と変異を繰り返し死亡率の高い北欧、ニューヨーク型、今日本でも

流行するかもしれない新宿、埼玉型(東大 児玉医師による)が増えています。

重要なことはこの型が重症化率はどれくらいか死亡率はいかほどかを早急に見極めること

であり重症化率が低ければ経済を回しながら備えるという方法です。

いち早く感染拡大した東京でも重症者は増えてはいますが爆発的とは言えません。

いずれが正しいのかまだわかりません。

ただ4月に言われていたようなパチンコ屋でのクラスターは報告されていません。

当時大変な話題になっていました。いかにも感染しやすそうだと皆思ったのでしょう。

どうしてか疑問に思ってましたがパチンコ屋さんは換気システムがしっかりしており

1時間に5~6回も入れ替えができるらしいということ。客やスタッフがあまりしゃべらない

そしてハンドルはすぐに従業員が消毒している。自分はパチンコ屋さんには行きませんが

以外にも感染リスクが少ないとの報告がありましたので納得しました。

つまり換気に十分気を付け、大声でしゃべらない、マスクを着用する、、手洗い消毒の徹底で

かなり感染リスクを低減できるのも間違いないでしょう。

最後に先のコロナ対策で大きな赤字を抱えた大病院は再び対応できる体力が残っているか

大変心配です。政府にはぜひ対策をお願いしたいところです。

 

多くの神経がいろいろな所で圧迫されたり、癒着したりして麻痺症状や

痛みをもたらします。手の麻痺でも正中神経麻痺はよく見られる疾患です。

一番多いのは手関節やや末梢の手根管症候群です。これは有名です。

頻度は少ないですが肘の前面の円回内筋という筋肉の下でも圧迫され

麻痺を生じることがあります。これも手根管症候群と同じように女性に多い

とされており正中神経麻痺の9%を占めるとの報告もあります。

円回内筋症候群と呼ばれることがあります。

青い斜線は手根管症候群そして黒い横線は円回内筋症候群で認められます。

左は正常 真ん中は手根管症候群や円回内筋症候群

右は円回内筋症候群に認められます。

肘の部位での正中神経をエコーで観察します。円回内筋上腕頭の下に

正中神経が見つかります。

麻痺のある神経はしばしば太く観察されます。(浮腫)

圧痛点 麻痺の状態を参考に診断的治療でハイドロリリースを行ってみます。

疼痛の改善や麻痺の改善があればこの円回内筋症候群が考えられます。

場合によりリリース後も再発することがあり、頚椎MRI,電気生理学的検査、

胸郭出口症候群の鑑別を行い、局所的には浅指屈筋、上腕二頭筋筋膜の影響を

考え手術も治療の一つとして考慮すべきかもしれません。

正中神経麻痺も有名な手根管症候群のみならず多くの疾患が原因となることを

周知すべきですね。とても奥が深いものです。

しかし診断的治療として手根管症候群、胸郭出口症候群、そしてこの円回内筋症候群も

エコー下注射が重要であることを述べさせていただきます。

最後までお読みくださりましてありがとうございました。

最近は仙腸関節障害が腰痛の原因として取り上げられることが多くなり

ご存じの方も多くなったようです。

しかし一言で仙腸関節障害といっても実は様々です。

まず腰痛自体が複合的な要因で起きていることが多いのです。

例えば椎間板ヘルニアや、椎間関節障害と筋筋膜性疼痛が重複したり

また仙腸関節もかかわっていることも珍しくありません。

日常生活に支障のある方はなるべく早期に診断し可能ならば治療も適切に行うことが

求められます。

今回は仙腸関節近傍ですが正確には仙腸関節ではなく筋筋膜性疼痛(場合により

神経障害)が考えられた方の治療の紹介です。

この仙骨部分をエコーで観察します。

仙骨に停止する深層の筋をリリースします

いわゆる仙腸関節障害と認識されていることが多いようですが厳密には

異なります。

身体所見、画像所見、エピソードなど総合的な判断が必要でしょう。

そして何よりも重要なことは再発しない生活様式、姿勢や腹横筋などの

トレーニングは常日頃意識しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ようやく新型コロナ感染症の発症が少なくなってきました。

季節的なものかもしれません。ということはまた冬季になれば

流行の第二波も考えられます。日本は運よく感染爆発には至ってないようです。

しかし今から早急に医療体制、検査体制を構築することが非常に大事だと

思っています。なぜならば変異したウィルスが侵入してきた場合日本も

感染爆発するかもしれないのです。日本政府は壊滅しそうな産業保護

職を失う人々に対する早急な対策、第二波に備えた物資の確保、医療、介護

生活インフラの整備が最重要課題です。この際国債大量発行しても人々を

救うべきです。日本の国債は円建てです日本の財政破たんはあり得ません。

20年以上前から借金でスーパーインフレになると政府は脅してきましたが

この間400兆円もの国債発行してもデフレです。要するに嘘だったのです。

政府の借金を家庭の借金に置き換えて説明する自称専門家がいますが

政府には通貨発行権があります。もちろん各家庭にはありません。

全く別のものです。騙されてはいけません。

国民を新規感染症が巻き起こす病気や経済的ダメージを国が直ちに大規模な

行動を起こす時が来たと思います。

自分のできることは大きくはありませんが皆さんと一緒に頑張ろうと思います

最近日本にも新型コロナ感染症の第二波が到来したとの報告もあります

大半の方は軽症あるいは無症状との報告もありますが一部の方は重症化

するとの報告があり注意が必要です。接触感染が多くの割合を占めるとの

報告あり特に手洗いを頻回に行いましょう。また自分の発生する飛沫を

防ぐためにもマスクは必須ですね。

さて先日提示しました腱鞘炎の中で重症の方の画像もご報告します

腱の周りの腱鞘は著明に肥厚し血流も大幅に増加しています

ドプラーの強い反応がみえます

最近話題のエラストグラフィーで観察します

このように重症例は典型的に腱が固くなり腱鞘は赤く柔らかいのが

特徴のようです。ただし軽症例でははっきりしないこともあります

非常によく聞く病名ですが現実には腱鞘炎では無いのにそのように自分で診断される

方も大勢いるようです。

本日は実際非常に多い指の付け根の腱鞘炎のお話です。

骨と筋肉をつなぐ組織が腱です。そしてこの腱が通るトンネルが腱鞘です。

腱鞘炎とは腱鞘が炎症を起こしたり分厚くなったりして腱のスムースな通過が

できなくなる状態です。

当初は朝方やよく使った時の痛みだけですが徐々に指がパキッという音とともに伸びる

ばね指の状態。そしてついには指が曲がらなくなったり伸びなくなってしまうことも

あります。

治療はまず使い過ぎの場合は指の使用を控える。またお薬でもある程度は改善することもあります

それでも治らない時は病院で注射や手術を行うことが多いです。

特に重症でない限り注射でもかなり効果があります。しかし同じような使い方で再発することも

稀ではありません。

当院では一回注射しても治らない方、注射しても3か月以内に再発する方、3回以上再発する方

には手術をお勧めしております。

例外的に手術でも再発することもあります。リウマチなどの炎症性疾患の方に多いようです。

診断は主に臨床症状と、身体所見から行います。

中指の場合○の位置が痛むことが多いです。

硬くぐりぐりしたしこりを触れることもあります。

超音波では腱鞘部分の腫大が見られることもあります

以下は正常の腱鞘です。

また超音波エラストグラフィーで腱が青く描出されるのも特徴とされています

下図はほぼ正常ですので腱は緑色を示しています。

他にもドプラーで炎症の評価も行います。

安静やお薬で改善しない場合注射も行います

注射において必ずしもエコーは必要ありませんが薬液注入後の状態を把握し

薬液が広がったことを確認することは注射では治らないのかどうかの判断で

重要です。上図はエコーを使った時の動画です。重症で腱鞘が厚くまた指が

思うように伸びない方の場合は注入が困難な場合もありエコーが有効と思われます。

注入後は腱の周りに薬液が入ったことがわかります。

注射だけで完治するとは限りませんし注射しなくても治ることもあります。

お一人ずつ状態をよく観察してから治療方法をご提案いたします。

腱鞘炎でお困りに方はお気軽にお問い合わせください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

坐骨神経痛の原因は多岐にわたります。

代表的な椎間板ヘルニアや比較的有名な梨状筋症候群そして坐骨神経の走行に

多くの障害となりうる場所がその原因となりえます。

本日はこの中で梨状筋症候群についてのお話です。

定型的にはお尻にある梨状筋が坐骨神経を圧迫し殿部のみならず

大腿後面から下腿にかけての痛み、しびれなどが出てきます。

長時間の坐位や自転車に乗ったりすると発生しやすいともいわれます。

ご覧の通り坐骨神経は梨状筋の下をかいくぐり殿筋の中を曲がりくねって

走行しています。いかにも障害が起こりやすい場所です。

殿部の痛みは大殿筋/梨状筋の癒着や滑走性の低下も関係ありそうです。

そして梨状筋の下を走る坐骨神経も障害されることがあります。

しびれは椎間板ヘルニアと異なり殿部から大腿後面が強く足先にはあまりない

ことが多いようです。しかし下肢挙上テストではヘルニアと区別がつかないことも

まれではありません。レントゲン、MRIのみでは診断困難な時もあり詳細な理学所見

も重視します。

超音波ガイド下梨状筋ブロック、坐骨神経ブロックが診断そして治療に有効なことも

あります。

以下超音波画像

大殿筋/梨状筋 梨状筋内 梨状筋/坐骨神経のリリースです。

数多くの坐骨神経痛の診断、そして治療の一助となる重要な手技と思われます。

ヘルニアでもないけれど長期間の殿部痛、坐骨神経痛に悩まれる方は

お気軽にご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。