以前もご紹介しましたが、肩が突然痛みのため動かすこともできない
よく知られた病気があります。石灰腱炎ともいわれます。
あまり珍しくはありません。
診察室に入ってくる姿でわかることも多いですね。
肩を抑えて苦痛の表情がみてとれます。
レントゲンですぐにわかることも多いです。
このようにどか~んと石灰がある場合もあります。
エコーでは
強い炎症もしばしば伴います
しかし新しいものは注射針で吸引することも可能です。
局所麻酔をしてから針を石灰に刺入し、これを吸引することが
痛みをとる最善の方法でしょう。
新しい石灰は柔らかい!
ある偉大な先生がこの吸引の画像を池で泳ぐ鯉が口をパクパクさせた
姿に似ていることから鯉の口と表現されています。
なるほどと思わせます。
強い痛みは素早く除去!(可能な限りですが)
痛みでお困りの方ご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。