下腿外側の痛みを訴える方はかなり多いです。
色々な原因が考えられます。
腰椎由来の神経根症状、殿筋から大腿背側の坐骨神経障害、
腓骨筋、長趾伸筋などのファシア異常、閉塞性動脈硬化症の
一部
そして今回ご紹介する腓骨神経が発痛源となっている場合です。
鑑別は圧痛、その他身体所見から推察します。
歩く時に痛い、じっとしていても痛い、時にはしびれる
ジンジンするこんな症状が多いです。
内服薬はあまり効果がありません。
実際何年もこの痛みで苦しんでいる方も見えます。
この部分をエコーで観察そして所見と一致するかを見極めます。
一致したと思われたならリリースする。
腓骨神経が発痛源となっている場合は改善する可能性が高く
長期にわたって痛みに困っておられる方にはお勧めしたいですね。
ただ鑑別すべき疾患も多く効果は個人差もあることをご了承ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。