愛知県岡崎市 整形外科,リウマチ科,エコーガイド下筋膜リリース,筋膜性疼痛症候群(MPS), トリガーポイント

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長拇趾屈筋腱 - 未分類

足首の慢性の疼痛は比較的多いですね。

その中でバレーなどの足首の底屈が多い運動をしますと

足の親指を曲げる腱 長拇趾屈筋腱の炎症が起こることがあります。

下の図の丸印あたりが痛くなります。

特に底屈すると痛みが出ますね。

解剖を見てみますと

この腱は足首の後方で90度に折れ曲がって走行していますので

とても負担がかかる構造のようです。

ただ10人に1人くらいの割合でこの部分に三角骨という骨が余分にある方もいます。

症状が似ているので注意が必要です。

鑑別を含めエコーガイド下注射を正確に行うことが診断 治療に結びつきます。

まずは足首の部分で拇趾を動かしてもらい腱の確認です

拇趾を動かすと腱が動くのがはっきりわかります。

注射時は腱と接するように神経 血管があり個人的にはエコーガイドなしでは

できません。

注射にて改善が明らかな場合はこの腱の障害が強く疑われます。

引き続き生活習慣改善、リハビリにて症状改善を目指しましょう。

最後までお読みくださいましてありがとうございました。

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