愛知県岡崎市 整形外科,リウマチ科,エコーガイド下筋膜リリース,筋膜性疼痛症候群(MPS), トリガーポイント

 愛知県岡崎市 整形外科,リウマチ科,エコーガイド下筋膜リリース ませぎ整形外科

治りにくい足首捻挫 踵骨前方突起骨折 - 未分類

足首の捻挫も腫れがひどいと心配になります。

そこで多くの患者さんは整形外科に受診されると思います。

しかしレントゲンを撮ってなんともないから大丈夫だよ。

と言われて「はいシップ!」てなことになってる人も多いですね。

不信感

しかしよく診て触ってみると特定の場所がひどく腫れ、痛みも

強いことがままあります。

今回はその一つ踵骨前方突起骨折を説明します。

ここは言われているより頻度が高い印象です。

通常のレントゲンでは

IMG_0462

さっぱりわかりません

しかしエコーで確認後撮影角度を調整して撮影しますと

IMG_0461

少し見えてきます

エコーではどうでしょうか?

踵骨前方 変更2

上図は正常像です。そして骨折の方は下図

踵骨前方 変更1

どうでしょうか?3mmくらいの骨片でも周りに血腫があるため

一目瞭然でわかりますよね。

レントゲンではとても分かりにくい骨折です。

そして血腫をなるべく起こさないように局所の圧迫、挙上、

アイシングが初期治療で大変重要です。局所の圧迫も骨折部を同定して

行うとより良い結果が得られるのではないでしょうか?

まずは捻挫を起こして腫れたらレントゲンだけではなくきめ細かい触診、

エコー検査が必要ですね。

ここだけではなく足首周囲には注意すべき損傷個所も多く、しっかり

診てもらいましょう。捻挫の治療は決して一律ではありません。