愛知県岡崎市 整形外科,リウマチ科,エコーガイド下筋膜リリース,筋膜性疼痛症候群(MPS), トリガーポイント

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五十肩 - 未分類

表題の五十肩という病名は江戸時代からあったとのことです。

現在もしばしば使われます。しかしこの中には腱板断裂や滑液包炎など

色々な病気が隠れています。エコーですぐわかるものもありますが

なかなか診断の難しい肩の痛みもあります。

この中で本日は小円筋の痛みをご紹介します。

聞きなれない筋肉ですが肩腱板の一つで肩関節の後下方に位置します。

これがなかなかの曲者です。とにかく小円筋の筋膜性疼痛はひどいことが

多いのです。当然動きも悪いです。

棘下筋や滑液包などのリリースで改善しない肩後方の痛みは小円筋かもしれません。

小円筋変更

肩の後下方です。

そして痛みは下図の場所です。

IMG_0687

これをエコーで見ますと楕円形の筋肉が見えます。

小円筋 変更1

これを順番にリリースします。

 

小円筋変更2

 

小円筋変更3

最終的に

小円筋変更4

かなり良くなる人もいらっしゃいます。

なかなか改善しない「五十肩」小円筋が原因かもしれません。

少しでも痛みがないように治療提案をしてまいります。

別の患者さんです。

[20170913]小円筋11

直後に可動域が改善する患者さんも見えます。なかなか治らない痛みに

試してみるのもいいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。