愛知県岡崎市 整形外科,リウマチ科,エコーガイド下筋膜リリース,筋膜性疼痛症候群(MPS), トリガーポイント

 愛知県岡崎市 整形外科,リウマチ科,エコーガイド下筋膜リリース ませぎ整形外科

新着情報

新着情報一覧です。

2019年07月07日(日)
2019年06月19日(水)
2019年05月26日(日)
2019年05月09日(木)
2019年04月23日(火)
2019年03月06日(水)
2019年02月09日(土)

いよいよ本日(7月7日)名古屋場所が開催されました。

今日から15日間の熱戦ですね。

小兵が大型力士に挑戦してます。

結果は小が大を制す。炎鵬関の勝ち

人気力士遠藤と怪力栃ノ心の熱戦

貫禄の白鵬

手に汗を握る熱戦でした。

力士の真剣勝負を見て自分も明日から頑張る糧となりました。

ありがとうございました。

以前にも報告した上腕骨近位端骨折は高齢者の転倒事故などによる

よく見かける外傷です。

治療は転位の大きなものは手術的治療が推奨されています。

当院にても同様な対処をさせていただいております。

しかし転位は大きくとも手術できない方、また手術は受けたくない方も

少なからずいらっしゃいます。

今回は大結節部が転位しいわゆる3パート型骨折で手術適応もある方です。

手術は受けたくないとの強い希望あり基幹病院よりご紹介がありました。

80歳男性

まず初診時レントゲン

痛み腫脹が強く定型的な石黒法(早期振り子運動)は困難でしたが

なるべく転位が進まないように振り子体操を少しずつ行っていただきました

3週間後レントゲン

幸い大きな転位なく骨癒合も確認できます。

しかしこの時点で

前方挙上40度、外転30度、伸展0度、外旋20度と高度の拘縮

これでは日常生活に支障がありすぎます。

リハビリでも痛みが強くなかなかうまくいきません。

しかし外傷後3~4週間では筋膜リリースにて癒着剥離が

有効なことがあります。特に後方の棘下筋/関節、肩甲骨の癒着は

症状悪化の一因です。

今回棘下筋、烏口上腕靭帯、小胸筋、三角筋下滑液包の液性リリースを

エコーガイド下に施行し(かなり除痛ができました)リハビリを行いました

2か月後肩エコー所見

骨片はあるものの腱板の腫脹は軽減しています。

そして運動域は

外転角など少しものたりませんが日常生活には痛みもなく満足

していただけました。

自分の考える上腕骨近位端の保存療法

1.転位の大きなものは可能ならば手術

手術できない時

2.転位を可能な限り小さくする(早期の十分な振り子運動)

3.可能な限り骨癒合を早く促す(早期の十分な振り子運動)

最後に適切な時期にエコー下筋膜リリース(癒着剥離)

これは非常に有効なこともありエコーガイド下注射に熟練した

医師が行えば即効性があることもあり是非試してみるべきと

思います。

全例このようにうまくいくとは思っておりません。

このような患者さんには時機を逸せず適切な治療を行うことが

重要と思われます。

療法士任せの治療のみではなく医師が治療に直接介入する

ことも大事ではないでしょうか?

注)当院では手術療法が一般的に推奨されている場合

手術をお勧めしています。

転位軽度、何らかの事情により手術できない方にこのような

治療法も提案させていただいております。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

上肢のしびれや痛みは以前にもお話ししたように

頸椎症性神経根症、頸椎椎間板ヘルニア、胸郭出口症候群

また棘下筋の関連痛にてよく起こります。

その他にも今日お話しする橈骨神経由来の痛みしびれが

あります。

橈骨神経は他の末梢神経と同様に知覚や運動に重要な働きをしています。

その走行は腋窩から上腕をグルーっと回って上腕骨に接している

部位があります。

この部位が腕枕などで圧迫されますと有名なsaturday night pulsy

と呼ばれる一夜にして発生する橈骨神経麻痺があります。

ところがこの部位に何らかの原因で

神経が発する異常信号から運動麻痺は軽度ですが疼痛及び手背の知覚麻痺

が表れあたかも頸椎由来の痛みと錯覚するような患者さんがみ

えます。注意深く観察しますと上腕外側部にあたりに

圧痛があることがあります。

上腕部の橈骨神経を超音波で観察します。

まず近位部ですがここも痛みの原因となります

もう少し遠位です。ここが今回問題の橈骨神経溝の付近となります

腕から手の放散痛あるも頸部はあまり痛くない。そして特に

この部位に圧痛があることが重要です。

橈骨神経をリリースすることにより症状改善すればこの部位の

障害であると推定できますね。

上肢の痛みを伴うしびれは意外に複雑です頸椎以外でも原因と

なる疾患があり詳細な身体所見の診察が重要であることは

言うまでもありません。

坐骨神経痛のような痛み、頚椎椎間板ヘルニアのような痛み

これらは原因が多岐にわたり複雑です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

下腿外側の痛みを訴える方はかなり多いです。

色々な原因が考えられます。

腰椎由来の神経根症状、殿筋から大腿背側の坐骨神経障害、

腓骨筋、長趾伸筋などのファシア異常、閉塞性動脈硬化症の

一部

そして今回ご紹介する腓骨神経が発痛源となっている場合です。

鑑別は圧痛、その他身体所見から推察します。

歩く時に痛い、じっとしていても痛い、時にはしびれる

ジンジンするこんな症状が多いです。

内服薬はあまり効果がありません。

実際何年もこの痛みで苦しんでいる方も見えます。

この部分をエコーで観察そして所見と一致するかを見極めます。

一致したと思われたならリリースする。

腓骨神経が発痛源となっている場合は改善する可能性が高く

長期にわたって痛みに困っておられる方にはお勧めしたいですね。

ただ鑑別すべき疾患も多く効果は個人差もあることをご了承ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

仙腸関節障害が腰痛、殿部痛の原因として認識されつつ

あります。しかし診断は思ったより難しく、周囲の発痛源と

区別する必要があります。

殿部、下肢痛は腰椎レベルの神経根はもとより大、中、小

殿筋、梨状筋などの筋その他多くの靭帯や上、中殿皮神経

など様々な原因があります。

長い間椅子に座れない、痛いほうを下にして眠れない、

歩き始めが特に痛い、朝起床時も痛みがひどいなど

比較的特徴的な症状から股関節や下肢に広がる痛み

もあり得ます。

上の図のように仙腸関節近くで神経(中殿皮神経)も

靭帯を貫いていますね。そしてこの神経は仙腸関節にも

つながっています。

靭帯の上には強靭な筋肉も付着しており痛みを引き起こす

可能性は十分ありますね。

治療はお薬や骨盤ベルト、リハビリ、ストレッチなど

様々です。

しかしこれらの治療が奏功しない場合は診断を兼ねて

注射をすることもあります。

この部分をエコーで見てみます。

少し分かりにくいですが関節の入り口が見えます。

症状からだけでは関節が悪いのか、靭帯、神経、筋

が悪いのか区別が困難です。

よって注射も2種類あります。

まずは筋肉、靭帯部分のリリース。

多くはこれで良くなるようです。

しかし関節へのアプローチが時に必要となるようです。

上は関節内への注射ですがこの部位は非常に狭く注入困難な

方もいらっしゃいます。

軽症の方はまずは保存療法をお勧めしています。

しかし慢性痛が続く方や痛みが激しい方は注射療法も

必要となることがあります。

(当院では関節深部への注入はリスクが考えられるため

行っておりません)

まずは仙腸関節そのものが悪いのかあるいは近くの靭帯や

神経、筋肉が悪いのかそして腰椎そのものや他の疾患なのか

鑑別には熟練を要します。しかし一度ですぐ判明するとは

限りません。可能な限り正確な診断を目指しますが

治療を兼ねたエコー下注射が診断に必要になることもあり

ご了承よろしくお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

女性に多いとされる手のしびれの原因に手根管症候群という

病気があります。

とても多い病気ですが手のしびれをきたす病気には頚椎症

胸郭出口症候群その他にも多くの病気があり注意深い観察

が必要です。

初期には示指、中指のしびれそして徐々に親指にも広がり

末期では親指の付け根の筋肉が萎縮してしまいます。

しびれは朝方強い方も多く、また痛みのため睡眠が障害される

こともあります。

原因はホルモンバランスの異常などから滑膜炎型の腱鞘の

むくみが原因とされるものや、屈筋支帯(横手根靭帯)の

肥厚が原因で手根管内の神経が強く圧迫されるタイプなどが

あります。

そしてエコーでこの部位を見てみます。

正常画像です。

滑膜炎タイプではない手根管症候群の方のエコー画像

圧迫された神経を圧迫する屈筋支帯からリリースします。

これは症状を改善する一つの方法ですが、筋肉が萎縮したり

重症の方は基幹病院での手術をお勧めしています。

また滑膜炎タイプの方には別の方法をご提案することも

あります。とにかく手根管症候群は重要な鑑別診断、そして

タイプ把握が必要です。エコーや場合により神経伝達速度、

たまにはMRIも必要となります。

エコーの普及は診断方法、治療方法においても新しい

提案ができるることもあります。

現在はまだ長期成績の報告はありませんが

手術するには至らない方には一つの方法です。

しびれや痛みのひどい方にご提案します。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

超音波診断装置は普及しかなり一般的になりました。

当院においてもアナログの旧式エコーからデジタルハイビジョン

AVIUSに変更したときは目が点になるほど解像度が上がり

ドップラーの優れた機能に驚かされたものです。

5~6年前は名機とし人気を博していたようです。

こんな感じで使いやすいサイズです。

昨年日立アロカから発売されたarietta 850は

全域フォーカスをうたい文句に数々の血流信号、エラストグラフィー

などもarietta60からかなり進歩しました。

こんな感じでやや大きいです。思い切って導入してみました。

全域フォーカスの触れ込みを少し画像で確認してみます。

プローブはほぼ同じもの18MHzのリニア探触子です。

先端部分は同じです。

前腕近位長掌筋筋腹レベルです。

aviusの画像

表層はよく見えますが2cm前後からかなりぼやけています。

arietta850の画像

正中神経のやや深部までよく見えます。

プローブが同じでも結構違いますね。

eFocusingというそうです。

もう一つ血流信号が従来のカラードプラー、パワードプラー、

e flowの他に4つ目のDFIというものがありました。

これを少し炎症を起こした上腕二頭筋腱に当てますと

まず通常のパワードプラー

次にDFI

横靭帯から腱、滑膜の血流信号がありました。

リウマチなどの滑膜炎の状態もおそらく細かく

把握できるでしょう。

少しでもきれいに見たいという人にはお勧めかもしれません。

私にできる可能な範囲で正確な病変部の描出を目指したいです。

今後ともよろしくお願いします。

 

足がしびれるという症状はとても多いです。

脊柱管狭窄症などの腰椎由来のしびれもありますが

本日は足首、足底に原因があるしびれの紹介です。

足根管症候群として有名です。

亀田総合病院によるご説明では

1.お風呂に入るとジンジンする。

2.夜寝る時しびれがつらい。

3.砂利の上を歩いてるようだ。

このような症状が特徴です。そして「多くは」踵は

しびれない。とされています。

上の図で屈筋支帯による脛骨神経の圧迫では踵の神経

は障害されることは少ないようです。

ところが踵もしびれるあるいは踵だけがしびれる方も

いらっしゃいます。そして痛みがこのあたりにあります。

少し足底腱膜炎と似てますね。

ここでは神経が足の筋肉(拇趾外転筋と足底方形筋)の間を

走っています。

これらの筋肉が腫れたり固くなったりしますと、

バクスター神経では踵そして内側足底神経、外側足底神経

が障害されればそれぞれの支配部位がしびれます。

この部位をエコーで見てみます。

筋肉の間に神経血管が見えます。

ここより少しだけ末梢に原因があることが多いです。

筋肉の間をリリースしますとかなり改善する方も見えます。

足根管症候群は手術的治療も考えられますがバクスター神経

障害のように主に拇趾外転筋などのMPS(ファシア異常)

によるしびれはエコーガイド下治療が威力を発揮することも

ありますのでお困りの方はぜひご相談ください。

注射で強い痛みをとった後は適切な運動療法、インソールの

装着が必要となります。

最後までお読みくださいましてありがとうございました。

 

腹痛にはいろいろな病気があることはよく知られています。

消化管、腹腔臓器、血管などの原因がわからない非特異的な

腹痛(非特異的腰痛と表現が似ています)のうち30%が腹壁由来

そしてそのうちの20%が今回紹介する腹壁神経障害とされています。

肋間神経の枝が原因と言われています。

前皮神経障害(ACNES)として知られています。

痛みはこのあたりに多いとされています。

内腹斜筋と腹横筋の間を走る神経が腹直筋を貫いています。

症状としては局所に強い圧痛があり腹筋に力を入れると

痛みが増強します。(カーネット兆候)

圧痛部位をエコーで見ても実は原因は写りません。

神経は細いので画像ではわからないのです。

 

しかし腹直筋の深層は腹膜が近く容易に注射できません。

そこでいつものようにエコーガイド下に腹直筋筋膜下に局所麻酔剤を

注射します。

腹直筋鞘への数回の局所麻酔ブロックにて改善しない場合は手術も

選択肢の一つとなります。

今回は幸いブロックにてかなり改善が見られました。

腹腔臓器由来の疼痛、場合により心筋虚血や大動脈病変もしっかり

除外した後上記の所見が認められればエコー下に安全に施行できる

腹直筋ブロックを考えてはいかがでしょうか?

腹直筋鞘ブロック後のエコー画像です

腹直筋周囲をきれいにリリースすることが大事なようです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

朝起きた時急に頸部から肩の痛みが出現し時には全く動かせない。

このような状態を一般的に寝違えと言っています。

誰でも経験したことがありますね。

原因は何か? これがなかなか難しいです。

今回も日本整形外科学会のホームページでの記載から。

レントゲンやMRIで異常が無いのが一般的とのことです。

ただ重病が隠れているかもしれませんのでレントゲン検査などは

必要と思われます。

筋肉の阻血、攣縮、椎間関節の炎症などが記載されています。

なるほど。しかし本当に画像で分からないのでしょうか?

実は「時に」エコーでそれらしき所見がわかる時もあります。

一つは椎間関節の腫脹(これは稀です)

もう一つは筋肉内、椎間関節付近のファシアの重責です。

残念ながら今のところ一部の方に限られています。

原因筋としては肩甲挙筋、斜角筋、多裂筋など様々です。

特に多裂筋にて異常を認めることが多いように感じます。

実際の寝違えの方です。

朝から痛くてほとんど首が動きません。

エコーで頸部の筋肉の観察をしてみます。

多裂筋に重積した(白く見える)ファシアがありました。

そしてよく言われる筋肉が硬くなってるのかこれもエラストグラフィー

で調べてみました。

エラストグラフィーでは青は固く緑から赤に移すると柔らかいです。

重積ファシアの部分を右の画面で見てみますと緑からやや赤っぽく見えます

決して固くはないということです。

なおドプラーでも確認しましたが血流シグナルもありませんでした。

最後にとても重要なことはこの部位が圧痛部位に一致することです。

この方は一致しました!

あとはこの部分のリリースです。

白い所をほぐして行きます。結果は良好でした。

このように寝違えの原因がエコーで見えることもあります。

日本整形外科学会ホームページにも罹患筋に麻酔を注射する治療が

紹介されています。

それを一歩進め圧痛部位とエコーで確認したファシアの異常部位が一致

すればそこに原因がある可能性が高いといえるのではないでしょうか。

そしてエコーガイド下に注射できるのです。

もう一つエコーの利点は軟部腫瘤や炎症所見などがわかりますので

レッドフラッグ(重病)の除外がより正確にできることですね。

すべてがこのようになるわけではありません。少しでもひどい苦痛を

取り除くのにエコーは簡単で効率がいいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。