愛知県岡崎市 整形外科,リウマチ科,エコーガイド下筋膜リリース,筋膜性疼痛症候群(MPS), トリガーポイント

 愛知県岡崎市 整形外科,リウマチ科,エコーガイド下筋膜リリース ませぎ整形外科

新着情報

新着情報一覧です。

2018年04月01日(日)
2018年03月25日(日)
2018年01月31日(水)
2018年01月13日(土)
2018年01月06日(土)
2017年12月13日(水)
2017年12月13日(水)
2017年12月03日(日)
2017年11月12日(日)

以前にもご報告したように坐骨神経痛の原因はかなり多いことがわかっています。

代表的なものに皆さん心配されることの多い椎間板ヘルニアです。そして似たような症状をきたす

疾患に殿部における坐骨神経刺激症状をきたす比較的有名な梨状筋症候群があります。

実はその他にも坐骨神経が殿部を通過する際その他の筋肉や骨の形状から痛みやすい場所も

あります。

[20180401]梨状筋1

坐骨神経は上図のように多くの筋肉や血管、骨と絡み合って複雑な走行です。

いかにも痛くなってもおかしくない場所です。

椎間板ヘルニアと異なる点はしびれや麻痺が少し漠然としていることですが

明確には区別できないことがあります。

強い圧痛点がある場合筋膜リリースが一つの回答を与えてくれることもあります。

この部位をエコーで見ますと

坐骨神経22

今回のリリースは大殿筋と梨状筋の間で行います。

坐骨神経が大殿筋との間でリリースされることがわかります。

ただ問題は必ずここに原因があるとは限りません。

丁寧な触診、身体所見、そしてもちろんレントゲンやMRIの画像所見も大事です。

総合的に判断して手術はもとより神経根ブロックなどより簡単ですぐにできる

筋膜リリースは非常に有効であると言えます。

診断を兼ねた治療となりうるのです。

少し離れた部分にも発痛源がよくあります。

このあたりの筋膜異常でも坐骨神経痛様症状が多いです。

坐骨神経痛は原因が多彩です。一つの治療で治らない時はあきらめずに筋膜リリースも

治療手段としてお考え下さい。

お困りの方はぜひご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

膝の周囲は色々な腫瘤ができます

代表的なものは膝窩嚢胞(ベーカー嚢腫ですね)

内容物が液体でも緊満状態になると硬く触れます.

かなり頻度が多いのでまずは膝窩部腫瘤はベーカー嚢腫を考え

穿刺廃液しますと普通は黄色関節液に類似した液が出てきます。

 

20180312001_20180312084336

所がまれには似たような所見で触診では鑑別困難な腫瘤もあります。

代表例が巨大な神経鞘腫です

20180305001_20180305165653

これも3cm近い腫瘤ですがエコーでは充実性で血流も認められます。

パット見ベーカー嚢腫でも針を刺してはいけません。

必ず穿刺の前はエコーは必要です。

かなり大きな腫瘍でしたが麻痺はほとんどありませんので

エコー検査の前まではベーカー嚢腫と思っておりました。

どっきりしますね。

腫瘤にエコー検査は必須の時代です。

 

 

ご来院されていただいた患者様には大変ご迷惑をおかけしております。

現在特に問題ありませんので2月5日より通常の診療を開始いたします。

よろしくお願いします。

さて本日は珍しい皆既月食が岡崎からもくっきり見えました。

スマホから撮った月食

赤銅色の月

IMG_0729

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どんどん暗くなってきました

9時40分頃はほとんど見えません

しかし11時10分頃はまたひり輝きだしました

IMG_0774

本日は古いですが愛用の双眼鏡MIYAUTI  7✖50mmでも見てみました。

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久しぶりの月食は感動ものですね。

 

下肢の骨折や靭帯損傷で固定や手術を行うことはよくあります。

しかし合併症として深部静脈血栓は特に注意が必要です。

特に急にふくらはぎが腫れたり、圧迫痛があるときは要注意!

直ちにエコー検査が必要と考えます。

腫脹した足はエコー画像悪くなりがちで。まず血管の横断像です

静脈血栓11

動脈の上にある静脈が白っぽく見えます。

ここで圧迫テストを行います。動脈壁は厚くつぶれにくい。静脈は

逆につぶれやすい。この特性を用いて調べます。

静脈血栓13

なんとこの方は動脈がつぶれ静脈はびくともしません。

血栓で内腔がつぶれない状態が考えられます

D-ダイマーを測定しました。

結果は10オーバー(正常値は1以下)ただしDダイマーは炎症や、加齢

悪性腫瘍でも高くなり決め手にはなりません。しかし低ければ血栓は否定的です。

今回は高齢、骨折により行った下肢の装具固定、急速な腫脹など身体所見もそろっています。

まずは全身症状の把握、胸部レントゲン、心電図、心エコーによる心臓右室負荷所見の

検索も大事です。なぜならばまれに肺血栓塞栓症という重篤な合併症もあるからです。

そして胸部造影CTが必要なこともあります。

最近は抗凝固剤がよく使われます。

1週間後 再び圧迫テスト(抗凝固剤は服用中)

 

今度は表層の静脈が圧迫テストでつぶれますが

動脈はつぶれません。正常ですね。血栓がこの部分はなくなっています。

もちろん詳細な観察は必要ですがとりあえず改善傾向であることがわかります。

深部静脈血栓症は肺血栓塞栓症の予防が特に大事です。つまり早期発見適切な治療が

極めて重要です。

またここに至らずも放置した場合要するに自然経過と治療した人では将来の慢性静脈不全、

深部静脈血栓の再発などでも差がありますので早期の診断が重要です。

もちろんエコー診断はこの疾患のかなめではないでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

よくある膝の痛み

膝いた

膝の内側、外側、前上方、前下方、裏側その他いろいろ痛い所は千差万別です

確かに骨や半月板の悪い方も見えます。

テレビや雑誌情報はたまた巷でも半月板が悪いんだ。もっとひどいと

軟骨がすり減ってるんだと一蹴されて終わりの患者さんも大勢います。

でも痛みの原因がそれだけではないのは明白。また民間療法としていろいろな

マッサージ、ストレッチ、トレーニングもあります。その中には有効なものが

あります。痛んだ半月板やすり減った軟骨が治るはずもありません。

ではなぜ有効か?

理由としては半月板の傷や軟骨のすり減りが原因ではない多くの膝痛の患者さんが

いるからにほかなりません。以下の画像は皆さん膝の内側の痛みの方のエコー画像です。

断裂半月板

断裂半月板2

正常半月板1

ぼろぼろに痛んだもの、脱出して盛り上がってしまったものもありますが

一見して正常な半月板の人も痛みを訴えます。

痛みの原因は湾曲圧排された靭帯、そして大腿部や下腿の筋肉の柔軟性の低下のため

間接的に靭帯に負担がかかっているものと推察しています。

もちろん骨病変や内側半月板後角断裂など重症の骨軟骨病変の方も少数ながらいらっしゃいます

仮に変性がなければもちろん、あっても大腿、下腿筋の柔軟性向上は痛みを劇的に

緩和することもありますので適切な診断のもと自宅や病院などでリハビリを行うことを

お勧めしたいですね。ただ中には疼痛が重度の方は素早く痛みから解放することも

重要です。靭帯/半月板リリースが有効な方が多い印象です。

また膝外側もしゃがむとき痛いという方も多いですね、腓骨神経障害だけではなく

膝窩筋が原因のこともあります。

膝窩筋腱2

痛みには膝窩筋リリースも有効です。

膝の痛みは原因が非常に多いというのが実感です。

しかし日常の運動や体操がかなりの頻度で改善をもたらします。

痛みの強い方や、今までの治療でよくならない方はご相談ください。

お手伝いをさせていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

2017年もあっという間に過ぎ去り

新しい年を迎えました。

本年も気を引き締め誠心誠意頑張りたいと思います。

1月2日午後7時の豊川稲荷

思いのほかすいてました。

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お腹がすいたので

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おいしかったです。

ちょっと奇抜な瓦せんべいがありました。

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本年もよろしくお願いします。

交通事故などを発端にむち打ち症ともいわれる頸部~肩などへの疼痛をもたらす

外傷も日常的に多く見られます。その中には頭痛や手のしびれを訴えられる方も

みえます。しびれや麻痺があれば頭部、頚椎そして斜角筋など腕神経の異常があるか

まず検査、身体所見の把握が重要となります。

ただ中には末梢神経麻痺特有の症状の方もたまにいらっしゃいます。

念のため対象の末梢神経をエコーで描出することも重要です。

慣れれば手首から腋窩まで1~2分で観察できます。しかし多くは異常を認めません。

しかし意外なものが発見できることもたまにあります。

実際のケースです。

外傷にて上腕部を打ってから中指がしびれるそして握力がやや低下しているという症状です。

頸部には特に異状なく、麻痺は正中神経領域のようです。

早速正中神経を末梢から観察してみました。

肘のやや上

神経鞘腫1

もう少し上に

神経鞘腫2

もう少し上に行くと

神経鞘腫3

外傷ですから血腫かもしれないと思いますが

確認のため長軸で観察します

神経鞘腫4

血腫ではなさそうです。

神経鞘腫の可能性が高いでしょう。

このように偶然に発見できることもありしびれが末梢神経障害が推定される場合

エコーの重要性が際立ちます。何せ1~2分でわかりますから。

さあっと見ますとこんな感じに見えるのです。

正中神経(黄色に拍動するのは上腕動脈)がある部位で急に膨らむのが

わかります。

エコーでは意外な発見がとても多く、やりがいのある分野ですね。

 

ありそうでないこと、なさそうでもあることが実際あります。

いわゆる肉離れ。よくあるパターンは突然ダッシュしたりジャンプした

運動選手や、たまたま日曜日に久しぶりにソフトボールをしたお父さん

こんな人たちによく起こります。腓腹筋のテニスレッグやハムストリングが

多いです。しかし夜間こむら返りが起こっただけでも肉離れは起こります。

多くは肉離れが起こっていても軽症のためパッパとエコーでわからないだけかもしれません。

そして見逃されたりもしているのでは? しかしエラストグラフィーを使ってみますと

見えてくることがあります。筋間の筋膜周辺を丁寧に観察すると異常が検出されることもあります。

さて実際の患者さんです。

こむら返りの後半日。痛みが引きません。痛みは通常の肉離れと違って腓腹筋外側頭に

ありました。

エコーで見ますと

肉離れ こむら1

肉離れ こむら2

エラストにて赤く染まる異常にはヒラメ筋にも腓腹筋側にもあります。

そして出血も明らかでした。

通常腓腹筋/ヒラメ筋筋間の肉離れは一方の筋肉だけが障害されます。

このように両方の筋肉が障害されることは少ないと思います。

幸い広範囲ではないので比較的早く治りそうでした。

世の中色々なことがあります注意深い診察が大事ですね。

風が吹いたぞ~

来年はJ1の中で応援できます。

ありがとうございました。

本日はこれだけです(^^;

膝に水が溜まる。よく見つかる所見です。そして膝の裏にもよく水が溜まります。

膝の裏の違和感、腫瘤、曲げにくい、そして大きくなれば痛みが出ます。

ただし本当に水かその他の腫瘍か整形外科に受診しエコーやMRIで確認することを

お勧めします。まれには神経鞘腫などの腫瘍のこともあります。

鑑別はエコーで容易にわかるためその場で診断できます。

しかし原因は?そして治療は?悩ましい問題です。

まず自覚症状の強い方は治療対象です。

今までよく行われてきた治療は穿刺廃液・・・そうです抜くだけだったのです。

しかしこれではたちまち再発することも多かった。

そこで考えます。まずベーカー嚢腫とは?

腓腹筋内側頭、半膜様筋滑液包に水腫ができ、多くが関節包と交通している

という状態です。そして関節内の水が交通路を介し後方のベーカー嚢腫に流れ込み

貯留する。しかし交通路に弁構造があり嚢胞から関節内には水が戻らない。

そのためどんどん大きくなってしまうのです。

治療1:関節にたまる水の原因として半月板異常、リウマチその他の原因による滑膜炎、

骨軟骨異常、これらは運動療法、手術やお薬で対応、そして筋肉の拘縮、筋膜異常

これらでも関節に水が溜まるのです。

これは筋膜などへエコーガイド下注射や運動療法などで改善を目指します。

興味深い発表がありました。ベーカー嚢腫の鏡視下手術で好成績が得られたとの

報告です。

原因となる半月板などの処理、そしてベーカー嚢腫と関節腔の間の弁構造を取り除くため

交通路を拡大したとのことです。

理にかなった治療です。しかし関節水腫が半月板でなく筋肉や筋膜であったなら?

交通路を拡大し運動療法のみでも改善するはずです。

エコーガイド下注射のみでも手術と同様な効果がある人もいるのでは?

ベーカー嚢腫1

そして交通路を広げます

それから水腫をエコーガイド下に廃液します。

ベーカー嚢腫2

まだ十分な効果の立証はありませんが今後治療に難渋されている方に

手術よりはるかに侵襲の低いこの治療を試してもいいかもしれません。

上記は私の考察に基づく治療ですので納得いただける方のみご提案します。

最後までお読みいただきありがとうございました。