愛知県岡崎市 整形外科,リウマチ科,エコーガイド下筋膜リリース,筋膜性疼痛症候群(MPS), トリガーポイント

 愛知県岡崎市 整形外科,リウマチ科,エコーガイド下筋膜リリース ませぎ整形外科

新着情報

新着情報一覧です。

2017年08月06日(日)
2017年06月13日(火)
2017年06月02日(金)
2017年05月28日(日)
2017年05月11日(木)
2017年04月23日(日)
2017年04月15日(土)

今年も岡崎花火大会が開催されました

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この日はいつものように天候に恵まれました。

美しい花火が夜空を明るく照らします。ほっとするひと時でした。

来年も花火が見られるように頑張ります。

題目の通り自分の肩が痛くなってしまい

着替え時にもオットットという感じになってしまい。

これは参った。

まあしかし自分で原因箇所がわかれば対処できるかなと思い、

とりあえずエコー検査をしてみました。症状は主に外旋制限です。

 

小胸筋変更

 

肩関節やや内側です。

以下は患側の動画

続いて健側の動画

全然動きが違いました。大胸筋小胸筋の間がうまく滑りません。

こりゃあ痛いはずです。

自分で鏡とエコー画面を見ながら交差法でいつものように大胸筋/小胸筋

リリースしました。もちろん血管は事前にドプラーで把握し間違いないように(-_-;)実施しました。

まず健側です。少しだけ先ほどより内側です。

そしてリリース後の患側

どうでしょうか?

かなりよく動くようになりました。

痛みは10⇒3くらいです。ほかにも棘下筋も悪そうですが

自分で自分の背中を注射することは物理的に不可能でです。

困った(´;ω;`)。

次回までに対策法を考えたいです。

肩峰下滑液包、上腕二頭筋長頭腱、肩甲下筋、棘下筋、小円筋、

大円筋、関節内、三角筋いろいろな所が発痛源となります。

関節包の拘縮が起こる前に対処すれば何とかなるんじゃないか

と思ってます。ということは肩が動きにくくなったらいち早く診断し、

的確な治療が大事ですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

梅雨入りです。草木が猛烈に成長します。

そして草取り風景がそこかしこにみられます。

やりすぎは膝痛の原因ですね。

そしてこれに対応するかのように

すごいスピードで筋膜リリースが市民権を得るとともに

技術の進歩も目覚ましいです。それに貢献されDr.Gでも有名になられた

白石吉彦先生がまた面白い書籍を出されました。

何年か前に出会った面白本です

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そして今回は

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何ら面識もありませんが不思議ととても楽しいお人柄が

文面の随所に見られます。参考にさせていただいております、

膝前面部痛、今まで別々に行っていた膝蓋下脂肪体浅層、深層リリース

同時にやればいいんです。より効果的ですね。

膝蓋靱帯 変

膝上内側部痛

縫工筋22変

まずは縫工筋の確認 大伏在静脈が目印です

近位から鵞足(股関節寄りから膝にかけて)

 

 

縫工筋リリース前

縫工筋11 変

縫工筋リリース後

縫工筋11リリース 変

膝内側から下腿内側の痛み

鵞足やや遠位です

伏在神経22変

まずは神経の確認。伏在静脈と伴走してますのでまずそれを確認。

プローブで圧迫すると静脈がつぶれますね。

 

そしてここをリリース静脈があり少し手間取りました。

 

そして膝が曲がらない腓骨神経

 

 

そして関節水腫やベーカーシストの原因になる半膜様筋

半膜22変

 

少量の水腫が半膜様筋周囲に認められた症例のリリース

 

 

内側半月板後節

 

まだまだいろいろなバリエーションがあり発展途上です。

白石先生をはじめとした著名な先生方が新しい手技を開発され

今まで治らないであきらめていた痛みが解放される方も大勢いらっしゃいます。

皆さん草取りのやりすぎに注意!!

そしてつらい痛みが出たらご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以前にもご紹介したように坐骨神経痛の原因は腰椎椎間板ヘルニアだけではありません。

本日は椎間板ヘルニア、殿部での坐骨神経MPS(筋膜性疼痛)ほどではありませんが

しばしば遭遇する大腿部での坐骨神経痛のご紹介です。

長時間腰かけていると足が痛い、しびれる。車の運転後はすぐに歩けないなど

やや特殊な症状。共通点は下肢の痛み痺れが持続的、断続的にあること。

そして何より大腿部で圧痛があること(放散痛を伴えばより確実)です

早速実例です。大腿部近位(殿部のすぐ下)に圧痛があり歩行に支障があります。

歩けるが大腿から下腿にかけ痛み違和感が常時あるとのことです。

この部位をエコーで見てみますと

大腿部坐骨神経

筋肉の間にやや高エコーの索状物が見られます。

プローブを上下すると連続性があり坐骨神経だとわかります。

ここをリリースします。

 

症状の改善が早期に得られましたので発痛源が推定できましたね。!(^^)!

問題点は坐骨神経の同定が難しいことです。

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今回は一番上のマイクロコンベックスで観察しました。

このほかにも高周波コンベックスや低周波リニアなどが必要となり

対象者によって選択がむずかしいです。

夢は一本のプローブですべカバーできることと一部実現されているコードレス化

という所です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

神経麻痺には非常に多くの疾患や外傷、不良姿勢、筋肉靭帯などの圧迫などがあります。

この中で今回は橈骨神経麻痺の興味深いタイプについてご報告します。

まずは腫瘍随伴症候群によるもの、シェーグレン症候群などによるNLDSFN

と言われるもの、アミロイドーシスなどは除きます。

麻痺は神経障害部位の高さにより異なります。

上腕部ではドロップハンド

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肘のあたりではドロップフィンガー(後骨間神経麻痺と呼ばれます)

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今回は上腕骨骨折後の麻痺の方です。

麻痺形態は後骨間神経麻痺、知覚障害はほとんどなしですがはっきりした

ドロップフィンガーです。不思議ですね。

上腕骨部分での麻痺ではドロップハンドとなるはずです。

そして肘関節やや遠位に非常に強い圧痛を認めました。

こういう時はエコーで障害部位を確認すべきです。

橈骨神経解剖

この部位を見てみますと

橈骨神経腫大変更

]腫大橈骨神経長軸ドプラー

低エコーで2倍以上に腫大した橈骨神経が観察されました。

ドプラーを入れましたが血管ではありませんので血流なしです。

 

黒い塊が移動してますがこれが橈骨神経です。強い圧痛もあり炎症も十分考えられます。

液性剥離をエコーガイド下に行いました。

 

強い圧痛は早期に改善しましたが麻痺は2か月後少しだけ改善傾向(総指伸筋の

筋力改善)のみです。しかしエコーでは

 

黒い塊(橈骨神経)は明らかに腫大が改善しています。

わずかな臨床症状の改善とエコーでのはっきりした改善から十分回復する可能性が

高いと思われました。文献的には3か月経過した後骨間神経の強い麻痺は手術が

必要とされています。

そして発症から三か月後、運動麻痺の改善は著しく臨床症状は心配ない状態となりました。

三か月後のエコー画像です。

 

見事に正常になりました。

このように末梢神経はエコーにて観察が十分できるということ、そして障害部位の

推定や改善経過も観察できるかもしれません。障害神経をエコーで観察すると

様々な情報が得られることがあります。

末梢神経麻痺には非常に多くの原因があります。

このようなケースは例外的かもしれませんが

しっかりした病歴、身体所見、血液検査、CT,MRI、電気生理学的検査などが

正確な診断に必要です。それに加えてエコー検査を追加することにより

より一層具体的な治療方針を立てることができる可能性が出てきました。

総合力で診断、治療する分野です。診断に時間もかかることもありますが

よろしくお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

肩周辺、背部、上肢の痛み、しびれを発生する原因は多数あります。

典型的には頸椎椎間板ヘルニアが有名です。障害される神経根に

対応したしびれ範囲、疼痛範囲があり上肢下垂にて症状悪化を示す。

また当該神経根の頚部での圧痛、放散痛がみられるという特徴が

あります。

これに非常によく似た症状を引き起こす筋肉に棘下筋があります。

肩腱板を構成する筋肉の一つです。

下図に示す筋肉です。

IMG_0544

黒丸がトリガーポイント、赤い部分が放散痛です。

痛みだけではなくしびれも出ることがあります。

IMG_0543

 

頸椎椎間板ヘルニアとよく似ていますね。

しかし動作痛が少し違います。IMG_0540

このような姿勢をとると痛みが出ます。上腕二頭筋腱鞘炎でも

同様な痛みが出ますがトリガーポイントが異なります。

また棘下筋性筋膜障害では寝返り痛、患部を下にして寝ると痛みが発生

することも診断のヒントになります。

そして最終的な診断は棘下筋のエコー下筋膜リリースで症状改善を

確認することです。

ちなみに頚椎椎間板ヘルニアもエコー下神経根ブロックが診断の一助となり、

これもエコーの普及とともに安全性と確実性が高まっているといわれます。

トリガーポイント、関連痛に関しては多くの研究がなされており

予想外の疼痛部位が発生することもまれではありません。

治りにくい痛みは多いです。鎮痛剤の服用だけですませないで

動作痛、トリガーポイントの検索から発痛源が推定される場合もあり

以降の運動療法の方針決定にも重要なことですのでいろいろな

治療法の一つとして考えてもらえばいいと思います。

[20170522]棘下筋12

 

 

三角筋/棘下筋間のみならず棘下筋深層もリリースしたほうがいいかもしれません。

 

 

ただし棘下筋筋膜性疼痛は難治性のこともあり筋膜リリースのみではなく

対抗筋の肩甲下筋も含めた筋膜リリース、運動療法が特に重要と考えています。

何よりも痛みが起こらないように適切な運動、そして痛みが発生したら

我慢せず素早い診断、治療が重要です。

ヘルニアのような上肢のしびれや疼痛がこのような筋膜性疼痛(MPS)

かもしれません。治らない痛みもあきらめないでエコー下筋膜リリースは

比較的容易な診断、治療法ですので試されてはどうでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

頭痛と言いますと脳腫瘍、クモ膜下出血などの重篤な疾患もあります。

しかしこれ以外にも頻繁に遭遇する頭痛として片頭痛、緊張性頭痛が

有名です。

緊張性頭痛は鉢巻きで占められるような痛み、温めるとよくなり

日ごろから肩こりの多い方に起こりやすい頭痛。

片頭痛は主に片側性でずきずきする痛み、温めると悪化しまた頭痛前に

光が見えたりすることもあり、嘔気のある人もいます。

そして今日ご紹介する第3の頭痛ともいわれ、報告する医師の中には

片頭痛よりはるかに多いといわれている後頭神経痛です。

今日はその症状、治療についてご説明します。

最近スマホやゲームが盛んに使われます。みなさん下を向いて

首を曲げてます。この姿勢が問題です。

首から後頭部までずきずきした痛みや、ときに電気が走るような痛み

時には目の奥まで痛みが続くこともあります。

そして後頭部髪の生え際に強い圧痛点があることが多いです。

 

後頭神経

このあたりに圧痛があります。エコーではこの部分は見にくい所です。

下図のように見えるところが必ずあります。

後頭神経エコー

治療は姿勢の改善、ストレスの低減、肩から首にかけてのマッサージ

そして内服薬(カルバマゼピンなど)が一般的です。

しかし中には痛みのため日常生活が制限されたり、目の奥まで痛くなる

後頭神経三叉神経症候群と呼ばれる症状に悩まされる方も見えます。

このようなときには神経ブロックが有効と言われております。

当院での実例です。頭部MRIで異常なし、眼痛のため眼科受診しても

異常なしです。後頭神経三叉神経症候群と思われました。

エコーガイド下後頭神経ブロックを施行しました。

直後に眼痛が消失したとのことです。

 

頭部、頚椎精査、眼科的検査にて異状なく後頭神経痛が強く疑われる

場合はこのようなブロック注射による治療もあります。

痛みのない生活は快適です。痛まないようにすることが一番、

そして万一痛くなったら適切な検査そして治療を受け少しでも早く

快適な生活を取り戻しましょう。

微力ながら当院でもご提案させていただきます。

腰痛や膝痛など痛みに悩む人が大勢います。

この中には手術は嫌だ!注射も嫌だ!病院に行くなんて面倒だ!

で実際の所、近くの薬局で健康食品を毎日真面目に服用してる人が

大勢います。それって効果あるの?

面白い比較試験が公表されています。

https://medley.life/news/item/5593af4fe7880cc802efc52c

 

まず膝痛の患者さんに1500㎎のグルコサミン塩酸塩を飲料の

形で24週飲んでもらい偽薬と高機能MRIで軟骨の障害が

改善しているかの比較です。

結果は偽薬とグルコサミンは同じ。効果はなしの判定。

 

次にコンドロイチンはどうか?

これはほんの少しですが効果ありとの判定です。つまり

6か月服用すると100人中53人が2割程度痛みが改善しました。

しかし偽薬でも100人中47人が2割程度痛みが改善しましたので

その効果はほんの少しだと考えられます。

 

次にヒアルロン酸の関節内注射(これは病院で行う注射で健康食品の

ヒアルロン酸とは関係ありません)

膝いた

 

2万人で検討されています。結論は軽度の変形性関節症の方には

機能や痛みに対して改善を認め安全性も確認されました。

ただやはり経口摂取では有効性が確認された信頼できる十分なデータ

は確認できなかったようです。結論はヒアルロン酸関節内注射は

軽症の方のみ効果ありとの報告です。

しかし疑問点もあります。膝が痛い人の一部は関節の中に原因があり

一部の人は関節外の神経、筋肉、筋膜、靭帯由来の疼痛であることは

常識となりつつあります。特に痛みのひどい人は関節外の要因も大きく

単純に関節内にヒアルロン酸注射しても十分な効果がありません。

関節外組織の改善を促すためストレッチや筋力強化、体重コントロール

が特に有効です。そしてここに筋膜リリースを加えることにより短期間で

改善する事もあります。これで改善しないときはやはり手術的な治療も

必要となることもあります。

特に思うように痛みが取れなく、レントゲン上の変形がひどくない方は

一度は筋膜リリースを試してみたほうがいいと思います。

しっかりと診察を行いどこに痛みがあるか丁寧な触診が必要です。

 

次にテレビコマーシャルでも有名なプレガバリン(リ〇カ)はどうでしょう?

チクチクする痛み、ジンジンする痛み(神経障害性疼痛)に効く

とされる薬です。病院で処方されます。

神経痛として典型的な坐骨神経痛の患者さんで検討しました。

Screen Shot 5-7-2017 8.48.47 PM

オーストラリアの研究です。

一日150㎎から開始し600㎎までの投与を8週間続けました。

開始用量は日本より多いです。そして8週、52周で偽薬と比較しました。

結論は効果なし。全国的に驚異的に処方される患者さんが多くなった薬ですが

神経痛に無効との判定が出てしまいました。これはいかに?

当院でも時々神経障害性疼痛の患者さんにお出ししますが効果がある人、

無い人まちまちです。では痛み止めとして有名なロキソプロフェン、

ジクロフェナクなどはどうでしょうか?実はこれに対しても坐骨神経痛には

効果なしとのデータがあります。薬は効かないかあるいはあっても少しだけ

かもしれません。

手術以外ではストレッチ、運動療法、神経ブロック、筋膜リリースが有効

である可能性はあります。

 

最近殿部由来の坐骨神経痛に筋膜リリースが効果的との報告があります。

手術しかないと思っている人も一度は筋膜リリースで確認したほうが

良いかもしれません。

少しご紹介します。

坐骨神経は腰椎部分のみならず大腰筋、梨状筋、坐骨部、大腿後面にて

障害を発生しうるのです。もちろんヘルニアだけが原因ではありません。

殿部も発痛源として好発部位です。

梨状筋解剖

そして梨状筋部の坐骨神経をエコーで見ますと下図の様に見えます。

梨状筋エコー画像

問題が梨状筋/坐骨神経にある時はここをリリースするのです。

当院での実例です。

 

従来より行われている硬膜外ブロックや神経根ブロックと同様に

殿部筋膜リリースも診断、治療に有効であると思っております。

今や多くの人の坐骨神経がエコーで確認できる時代となってきました。

(例外はあります)これを使わない手はないでしょう。

次はもう少し遠位で坐骨の上に強い圧痛がある方です。

この部分では大殿筋と内閉鎖筋の筋間に坐骨神経があります。

ここをリリースすると坐骨神経リリースになるはずです。

大殿筋リリース1

 

まだまだ発展途上の技術ですがMPS会長の木村先生を中心に

かなりのスピードで広がりつつあります。

そして重要な技術、知識のご教授に深謝したいと思います。

 

坐骨神経痛には完璧な治療法はありませんが一つ引き出しが増えました。

今後も新しい技術に挑戦していくつもりです。よろしくお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

少し話題になってます美女と野獣の実写版が封切になりました。

映画というよりはミュージカルの雰囲気です。

というのも当たり前で声優がベルはミュージカル系の昆夏美さん、そして

ガストン役は劇団四季でも演じている吉原光夫さん

ポット夫人は岩崎宏美さんでした。そして野獣役もミュージカル俳優の

山崎育三郎さんと皆さんミュージカルでも活躍しておられます。

有名な曲がたくさん出てきます。皆さんもお暇なときはこの音楽を

楽しんできてください。きっと満足します。!(^^)!

 

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腰痛には多くの病名がついてます。

椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、圧迫骨折、椎間板炎その他いろいろ

しかし腰痛の85%は非特異的腰痛と言われ、これらには該当しません。

ではそれは何でしょうか?そしてそれはどこに原因があるのでしょうか?

まだ全貌がはっきりしたとは言えませんがそれらの多くは筋筋膜性疼痛、

椎間関節性疼痛などが関与していると報告されるされる医師が増加

しています。

治療として薬剤、リハビリ、運動、そして徐々に普及してきた

筋膜リリースなどが一般的です。

薬剤には鎮痛剤、神経障害性疼痛の薬、オピオイド系など種類も豊富です。

どんどん薬を増やせという方針の先生の講演も拝聴しましたが

結局「ほんとかいな?」で終わりました。

多くの方には少なくとも大量の薬は必要もなく不適当だと考える医師

も多いです。実際少量の麻酔薬などで局所をブロックしますと

数分で痛みが緩和することもよく経験します。

重症の腰痛、急性で鋭い疼痛、慢性的で通常の治療に反応しない方に

診断目的、また治療としてそして引き続き行う運動療法の方向性を

見極めるため局所ブロックあるいは筋膜リリースは有効と考えております。

では具体的な症例です。まずは腰部の解剖から

解剖1

腰椎も動きのため関節や多くの筋肉がついています。

関節周辺に発痛源が多い印象です。

これをエコーで観察しますと以下のような画像が見えます。

脊椎横断2

脊椎中央より少しプローブをずらすとよく見えます。

 

 

この関節が発痛源になったりまた背骨を保持する起立筋が原因になります

そして肋骨突起や腸骨稜内側にも多くの筋、靭帯が付着する

ためここも発痛源になります。

椎間関節エコー下注射

腰椎後方よりです。

 

次は起立筋(多裂筋深層筋膜リリース)ボディーマークは肩ですが

実際は腰部です

 

次いで肋骨突起先端。腰方形筋、大腰筋などのリリースに使います。

肋骨突起の先端部が効果が大きいようです。

腰方形筋注射

 

 

次いで腸骨稜内側。骨盤上縁に沿って痛みがある場合には

効果があるようです。ボディーマークは手ですが骨盤後方からです。

腸骨筋肉注射

 

 

すべてがピタピタッと改善するわけではないですが、慎重に診断すると

結構疼痛改善が得られます。

これによって発痛源がわかりその後のリハビリにも方針が立つ

ということです。

急性腰痛の場合はそのままよくなってしまうこともありますが

慢性痛の場合は発痛源特定後リハビリや生活習慣改善が必要です。

まだまだ全貌がはっきりしたわけではないですが、数年前とは

かなり異なった治療方法が提案できることが多くなりました。

今回ご紹介させていただいた部位はほんの一例です。まだまだ多くの

発痛源の報告があり難しいことは確かです。

腰痛の85%ととも言われる非特異的腰痛の原因、治療に

今後も取り組んでいくつもりです。

最後までお読みいただきありがとうございました。