愛知県岡崎市 整形外科,リウマチ科,エコーガイド下筋膜リリース,筋膜性疼痛症候群(MPS), トリガーポイント

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中高年の膝痛 - 院長のブログ

いつの時代も年を重ねれば膝は痛くなるものだといわれます

軟骨がすり減ってるからだとかよく聞く言葉ですね。

膝OA

実際ひざ痛の方は多いです。その中には腫れを伴ったかなり強い痛みや関節にたくさんの水がたまった人もいれば押さえても痛い場所がはっきりしない方もいます。

同じ原因でしょうか?

注意しなければならないものには大腿骨顆部壊死、脆弱性骨折、断裂半月板の挟み込みなどがありこれらはできるだけ早期に見つけること。

そして変形性関節症と言われる多くの人がその他に含まれます。

このなかで重症の変形をきたした方は手術療法も選択されますが実は多くの病気が十把一絡げになっており色々な病気が潜んでおります。

治療の主体は運動療法、体重コントロール、サポーター、お薬などの他にヒアルロン酸の関節内注射が広く行われています。

ヒアルロン酸の注射は安全性が高く簡便な方法です。しかし効果のない方が大勢いらっしゃいます。

通常数回の治療で改善しますが無効な方は何回注射しても改善しないようです。

これらの方の多くがMPSと言われる筋肉や神経、筋膜,靭帯の痛みが原因となっていると考えられます。

そして痛みの元を探ることが重要になります。

私たちが考える痛みの発生部位は10種類を超えます。

お困りの方には発生原因と思われる部位に選択的に麻酔剤など投与し短時間で原因を見つけることができるようになってきました。

まだまだすべてではないですが今までヒアルロン酸の関節注射が効果のなかった方には是非この治療を受けることをお勧めします。

レントゲンでもMRIでもはっきりせずあきらめていた方にも治療方法をご提案したいと思っております。

診断ができて初めて適切な治療法を見つけることができるのです。

最も大切なことは正確な診断です。

変形性膝関節症は一つの原因ではありません。