愛知県岡崎市 整形外科,リウマチ科,エコーガイド下筋膜リリース,筋膜性疼痛症候群(MPS), トリガーポイント

 愛知県岡崎市 整形外科,リウマチ科,エコーガイド下筋膜リリース ませぎ整形外科

最新の記事

カテゴリ

院長のブログ
院長の治療場所・日時について

院長のブログ(2017年09月)

院長のブログ

2017年09月24日(日)
2017年09月17日(日)
2017年09月13日(水)
2017年09月09日(土)

本日はナミヤ雑貨店の奇蹟を鑑賞してまいりました。

見どころは多いのですが西田敏行演じる店主が悩み事相談を依頼する人に

必死になって考え返答するシーンに感銘しました。特に白紙の手紙にどう答えるか

面白い所です。病気や痛みを訴える患者さんにもすべての力を出し切り答えたいものです。

さて腕が痛い人も大勢います。

この中で上腕から肘後面の痛みに橈骨神経が関与していることもしばしばあります。

橈骨神経変更

橈骨神経は後上腕動脈と接しながら上腕骨後方を回ってきます。

比較的鈍く持続する痛みそして抑えると上腕後方に圧痛があります。

神経血管をエコーガイド下にリリースします。

拍動しているのが動脈、となりが橈骨神経です。ここを一緒にリリース。

場合によってsaturday night palsyとも言われる橈骨神経上位の麻痺もこのあたりに

原因があります。

麻痺に対してもエコーガイド下注射が有効ではないかという意見もあり

運任せにじっと我慢するだけ、またビタミンB12を服用するだけという

古典的治療も変わる可能があり今後の研究課題です。

痛みのみならず末梢神経麻痺にも応用可能な治療が出てくるかもしれません。

膝の痛みで曲がらない方は大勢います。

この中で頻度も多くレントゲン上変形のない方にも突然

発症する神経性の疼痛はしばしばエコーガイド下注射の適応になります。

原因は神経の滑走性障害です。

このため膝裏神経リリースで簡単に改善する事も多いです。

下は急性発症の方です。簡単に改善しました。

ブドウの房状の神経をリリースすると神経は注入する液で簡単に移動します。

しかし発症から長期経過しますと一筋縄にはいきません。

下は長期間膝が曲がらない方です

注射液で神経を押してもなかなか動きません

神経の滑走性が著しく低下し要するに動きません。

おまけに神経の周りが真っ白で筋膜の重積がわかります。

しかし症状は一度の治療でも反応あり屈曲は20度くらい改善しました。

ここまで重症ですと複数回の治療でも限界があると思われますが

一番の驚きは長期(10年以上)の罹患膝でも筋膜リリースが有効であることが

わかったこと、そして神経の滑走性障害がエコーガイド下注射である程度分かるということです。

疾患によっては強力な武器になる筋膜リリースの価値がよくわかります。

末梢神経性の疼痛は思ったよりはるかに多くエコーガイド下注射の最も得意とする

分野です。

よくわからない疼痛、長期持続する疼痛は一度ご相談ください。

末梢神経をよく観察するとわかることもしばしばあります。

 

 

 

頸部痛の原因はかなり多いと思われます。

頭痛、頸部、肩の痛みも関連があります。

筋膜リリースも当然有効です。うまく筋膜に入りますと劇的に

効果があらわれます。要するに広範囲に注射液が広がります。

原則的に麻酔薬を使用しなければ麻痺は現れません。単純な筋膜リリース

ということになります。安全に行うには、ごく少量の麻酔薬を使うか

麻酔薬なしの筋膜リリースということになります。

個人的には麻酔薬を使わないほうが安心できます。効果もまずまずです。

頸部では深層筋膜に広がると効果が高いと思われます。

頸部で圧痛の強い所をリリースしました。

一部の先生はもう少し上で交感神経ブロック(麻酔薬で)を施行しており

突発性難聴などに非常に有効であるとの報告をしておられます。

この辺りは痛みのみならずいろいろな神経があり様々な疾患に応用できる可能性があります。

今後の発展、究明が待ち遠しいですね。

腰痛、肩こり、頸部痛、頭痛 etc.

痛くなるところはいくらでもあります。

今回は殿部の痛み、古来より腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛と言われることが

多かったものです。本当ですか?

今でもレントゲンで椎間板がつぶれていたり、MRIで椎間板が少し突出してるだけで

椎間板ヘルニアの診断がいともたやすく宣告されています。

レントゲン、MRIも大事ですが最も大事なことはその人の身体所見だと思っています。

圧痛やどんな時に痛いかをお聞きしそのうえで画像診断を加えて総合的に診断します。

殿部には発痛源となる大殿筋、中、小殿筋や梨状筋など多くの筋肉があります。

坐骨神経そのものの滑走性異常、梨状筋の痛みなどいろいろあります。

そしてかなりの頻度で大殿筋/内閉鎖筋の筋膜性疼痛もあります。

内閉鎖筋変更

 

 

症状身体所見から簡単にわかることもまれではありません。

歩きにくい、長く続く殿部痛これらの原因は椎間板ヘルニアでは

ないことも多いです。殿筋群、坐骨神経、靭帯のしっかりした診察が必要です。

そしてよくならない時は筋膜リリースが有効なことも多いです。

最近は様々な治療法が開発されてきています。今後もどんどん進化する分野ですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

表題の五十肩という病名は江戸時代からあったとのことです。

現在もしばしば使われます。しかしこの中には腱板断裂や滑液包炎など

色々な病気が隠れています。エコーですぐわかるものもありますが

なかなか診断の難しい肩の痛みもあります。

この中で本日は小円筋の痛みをご紹介します。

聞きなれない筋肉ですが肩腱板の一つで肩関節の後下方に位置します。

これがなかなかの曲者です。とにかく小円筋の筋膜性疼痛はひどいことが

多いのです。当然動きも悪いです。

棘下筋や滑液包などのリリースで改善しない肩後方の痛みは小円筋かもしれません。

小円筋変更

肩の後下方です。

そして痛みは下図の場所です。

IMG_0687

これをエコーで見ますと楕円形の筋肉が見えます。

小円筋 変更1

これを順番にリリースします。

 

小円筋変更2

 

小円筋変更3

最終的に

小円筋変更4

かなり良くなる人もいらっしゃいます。

なかなか改善しない「五十肩」小円筋が原因かもしれません。

少しでも痛みがないように治療提案をしてまいります。

別の患者さんです。

[20170913]小円筋11

直後に可動域が改善する患者さんも見えます。なかなか治らない痛みに

試してみるのもいいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。