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院長のブログ(2020年04月)

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2020年04月29日(水)
2020年04月05日(日)

最近日本にも新型コロナ感染症の第二波が到来したとの報告もあります

大半の方は軽症あるいは無症状との報告もありますが一部の方は重症化

するとの報告があり注意が必要です。接触感染が多くの割合を占めるとの

報告あり特に手洗いを頻回に行いましょう。また自分の発生する飛沫を

防ぐためにもマスクは必須ですね。

さて先日提示しました腱鞘炎の中で重症の方の画像もご報告します

腱の周りの腱鞘は著明に肥厚し血流も大幅に増加しています

ドプラーの強い反応がみえます

最近話題のエラストグラフィーで観察します

このように重症例は典型的に腱が固くなり腱鞘は赤く柔らかいのが

特徴のようです。ただし軽症例でははっきりしないこともあります

非常によく聞く病名ですが現実には腱鞘炎では無いのにそのように自分で診断される

方も大勢いるようです。

本日は実際非常に多い指の付け根の腱鞘炎のお話です。

骨と筋肉をつなぐ組織が腱です。そしてこの腱が通るトンネルが腱鞘です。

腱鞘炎とは腱鞘が炎症を起こしたり分厚くなったりして腱のスムースな通過が

できなくなる状態です。

当初は朝方やよく使った時の痛みだけですが徐々に指がパキッという音とともに伸びる

ばね指の状態。そしてついには指が曲がらなくなったり伸びなくなってしまうことも

あります。

治療はまず使い過ぎの場合は指の使用を控える。またお薬でもある程度は改善することもあります

それでも治らない時は病院で注射や手術を行うことが多いです。

特に重症でない限り注射でもかなり効果があります。しかし同じような使い方で再発することも

稀ではありません。

当院では一回注射しても治らない方、注射しても3か月以内に再発する方、3回以上再発する方

には手術をお勧めしております。

例外的に手術でも再発することもあります。リウマチなどの炎症性疾患の方に多いようです。

診断は主に臨床症状と、身体所見から行います。

中指の場合○の位置が痛むことが多いです。

硬くぐりぐりしたしこりを触れることもあります。

超音波では腱鞘部分の腫大が見られることもあります

以下は正常の腱鞘です。

また超音波エラストグラフィーで腱が青く描出されるのも特徴とされています

下図はほぼ正常ですので腱は緑色を示しています。

他にもドプラーで炎症の評価も行います。

安静やお薬で改善しない場合注射も行います

注射において必ずしもエコーは必要ありませんが薬液注入後の状態を把握し

薬液が広がったことを確認することは注射では治らないのかどうかの判断で

重要です。上図はエコーを使った時の動画です。重症で腱鞘が厚くまた指が

思うように伸びない方の場合は注入が困難な場合もありエコーが有効と思われます。

注入後は腱の周りに薬液が入ったことがわかります。

注射だけで完治するとは限りませんし注射しなくても治ることもあります。

お一人ずつ状態をよく観察してから治療方法をご提案いたします。

腱鞘炎でお困りに方はお気軽にお問い合わせください。

最後までお読みいただきありがとうございました。