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院長のブログ(2018年10月)

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2018年10月28日(日)

腰痛には多種多様な原因があり診断が困難な腰痛の一つが

椎間関節性腰痛です。

以前より腰を反らすときあるいは後方へ捻ると痛いというのが

特徴とされています。

腰を反らす時の痛みが椎間関節性、逆にお辞儀するときの痛みは

椎間板性と言われてきました。

果たしてこれは事実か?疑問に思うことがあります。

骨格を見ると確かに椎間関節も痛みの原因になりそうです。

しかし筋肉に覆われています。

回旋筋、多裂筋が関節の背面を覆っているのです。

つまり同じところの痛みが関節かもしれないが、筋、筋膜かもしれません。

下図はエコーで見る椎間関節周囲です。

棘突起の横にややファシアの重責した椎間関節が見えます。

その上には多裂筋が見えています。

疼痛の強い方には重責したファシア及び椎間関節をリリースします。

隣接した組織のため正確な発痛源はわからないことも多いですが。

症状から「椎間関節周囲」が発痛源だということが予想できることも

多々あります。適正な投薬、理学療法で改善不十分か疼痛がとても強いときは

エコーガイド下ブロックが有効であることも多いですね。

椎間関節のみならず直上の多裂筋がリリースできた方は

劇的に症状改善が得られることもあります。

ただ症状の改善は個人差が大きいことも申し添えておきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。