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2017年06月13日(火)
2017年06月02日(金)

梅雨入りです。草木が猛烈に成長します。

そして草取り風景がそこかしこにみられます。

やりすぎは膝痛の原因ですね。

そしてこれに対応するかのように

すごいスピードで筋膜リリースが市民権を得るとともに

技術の進歩も目覚ましいです。それに貢献されDr.Gでも有名になられた

白石吉彦先生がまた面白い書籍を出されました。

何年か前に出会った面白本です

IMG_0560

そして今回は

IMG_0557

何ら面識もありませんが不思議ととても楽しいお人柄が

文面の随所に見られます。参考にさせていただいております、

膝前面部痛、今まで別々に行っていた膝蓋下脂肪体浅層、深層リリース

同時にやればいいんです。より効果的ですね。

膝蓋靱帯 変

膝上内側部痛

縫工筋22変

まずは縫工筋の確認 大伏在静脈が目印です

近位から鵞足(股関節寄りから膝にかけて)

 

 

縫工筋リリース前

縫工筋11 変

縫工筋リリース後

縫工筋11リリース 変

膝内側から下腿内側の痛み

鵞足やや遠位です

伏在神経22変

まずは神経の確認。伏在静脈と伴走してますのでまずそれを確認。

プローブで圧迫すると静脈がつぶれますね。

 

そしてここをリリース静脈があり少し手間取りました。

 

そして膝が曲がらない腓骨神経

 

 

そして関節水腫やベーカーシストの原因になる半膜様筋

半膜22変

 

少量の水腫が半膜様筋周囲に認められた症例のリリース

 

 

内側半月板後節

 

まだまだいろいろなバリエーションがあり発展途上です。

白石先生をはじめとした著名な先生方が新しい手技を開発され

今まで治らないであきらめていた痛みが解放される方も大勢いらっしゃいます。

皆さん草取りのやりすぎに注意!!

そしてつらい痛みが出たらご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以前にもご紹介したように坐骨神経痛の原因は腰椎椎間板ヘルニアだけではありません。

本日は椎間板ヘルニア、殿部での坐骨神経MPS(筋膜性疼痛)ほどではありませんが

しばしば遭遇する大腿部での坐骨神経痛のご紹介です。

長時間腰かけていると足が痛い、しびれる。車の運転後はすぐに歩けないなど

やや特殊な症状。共通点は下肢の痛み痺れが持続的、断続的にあること。

そして何より大腿部で圧痛があること(放散痛を伴えばより確実)です

早速実例です。大腿部近位(殿部のすぐ下)に圧痛があり歩行に支障があります。

歩けるが大腿から下腿にかけ痛み違和感が常時あるとのことです。

この部位をエコーで見てみますと

大腿部坐骨神経

筋肉の間にやや高エコーの索状物が見られます。

プローブを上下すると連続性があり坐骨神経だとわかります。

ここをリリースします。

 

症状の改善が早期に得られましたので発痛源が推定できましたね。!(^^)!

問題点は坐骨神経の同定が難しいことです。

IMG_0490

今回は一番上のマイクロコンベックスで観察しました。

このほかにも高周波コンベックスや低周波リニアなどが必要となり

対象者によって選択がむずかしいです。

夢は一本のプローブですべカバーできることと一部実現されているコードレス化

という所です。

最後までお読みいただきありがとうございました。