医療の進歩は目覚ましいものがあります。背骨や関節、筋肉、神経など運動や姿勢を維持する臓器を診る科は整形外科とされてきました。
最近総合診療科の先生も多くの患者さんが訴えるこれらの疾患にも造詣が深い先生が増えました。
また普及の目覚ましいエコー装置が後押しいています。
MPSとは何ぞやであった時代があっという間に過ぎ去りました。
非特異的腰痛、肩こり、ひざ痛をはじめ多くの疼痛性疾患が今まで画像上問題なしとされてきたもの、そして今までうまく治らなかった疾患も系統立てて考えられるようになってきたのです。
これは衝撃的ではないでしょうか?
このような書籍もとても人気です。
アプローチが今までのレントゲン、MRI、身体所見の方法の上に十分な運動力学の知識、筋膜、筋肉の相互作用の点、エコーを使った診断、治療など
とにかく目が点です。
もちろん今までの整形外科学を基本とし、
新たにエコーを使いこなして初めて解決できる今までよくわからなかった多くの病気に対応する時代がやってきました。
ただ医師の技量、経験、知識にはばらつきが大きく一朝一夕に使えるものではないです。皆様の期待に沿えるよう頑張りたいです。
豊富な情報を与えてくれるエコー、そして患者様に感謝です。