愛知県岡崎市 整形外科,リウマチ科,エコーガイド下筋膜リリース,筋膜性疼痛症候群(MPS), トリガーポイント

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院長のブログ

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下肢特に下腿のむくみを訴えて来院される患者様は少なくありません

両側の場合は全身性疾患として心不全、腎機能障害、甲状腺機能障害、

低蛋白血症、薬剤性などが有名です。そして片側性の場合 蜂窩織炎、

深部静脈血栓症なども鑑別に上がります。

ただし左右差があり片側性に見える方でも

実は心臓性のこともたまにはありますのでここは注意ですね。

身体所見と下大静脈から心臓にエコープローブを当てると

わかることもあります。

しかしやはり片側性の場合深部静脈血栓が心配です。

この場合普通の浮腫と異なり下腿が緊満した状態であることが特徴で

D-ダイマーという検査で高値を示します。

ここまでは誰でもわかります。

しかし非常によく似た外観で下腿嚢腫という病気もあるのです。

時折リウマチ患者さんに発生します。

緊満した下腿の片側性腫脹、そしてリウマチの炎症がありますと

D-ダイマーが擬陽性となり高値を示すことがあるのです。

以下実際の患者さんです。リウマチ治療中ですが突然CRPが高値となり

下腿も片側性に腫脹しました。

こういう時はまずそこに何があるかエコーで確認!

下腿中央部に肉離れでよく見る所見がありました。

もう少し膝下10cmの所で見てみますと

巨大な嚢腫が現れました。部位的には肉離れ好発部位ですが

形が全く違いますね。

この方はCRPという炎症反応が少し高めでしたのでD-ダイマー必要なし

要するにいずれにせよD-ダイマーは高値ということです。

ヒョウタンのような形をした10cm以上の下腿嚢腫が見つかりました。

おそらく膝裏のベーカー嚢腫から発展したものですがベーカー嚢腫は

さほど目立ちませんでした。

身体所見、D-ダイマー検査だけでは鑑別できない下腿嚢腫という病気も

時に見つかります。

突然発生する下腿の腫脹は時には緊急性もありしっかりと見る必要があります

MRIでもわかりますが手っ取り早いのはエコーであることは間違いありません

このような症状の方は早めにご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

腰痛には多種多様な原因があり診断が困難な腰痛の一つが

椎間関節性腰痛です。

以前より腰を反らすときあるいは後方へ捻ると痛いというのが

特徴とされています。

腰を反らす時の痛みが椎間関節性、逆にお辞儀するときの痛みは

椎間板性と言われてきました。

果たしてこれは事実か?疑問に思うことがあります。

骨格を見ると確かに椎間関節も痛みの原因になりそうです。

しかし筋肉に覆われています。

回旋筋、多裂筋が関節の背面を覆っているのです。

つまり同じところの痛みが関節かもしれないが、筋、筋膜かもしれません。

下図はエコーで見る椎間関節周囲です。

棘突起の横にややファシアの重責した椎間関節が見えます。

その上には多裂筋が見えています。

疼痛の強い方には重責したファシア及び椎間関節をリリースします。

隣接した組織のため正確な発痛源はわからないことも多いですが。

症状から「椎間関節周囲」が発痛源だということが予想できることも

多々あります。適正な投薬、理学療法で改善不十分か疼痛がとても強いときは

エコーガイド下ブロックが有効であることも多いですね。

椎間関節のみならず直上の多裂筋がリリースできた方は

劇的に症状改善が得られることもあります。

ただ症状の改善は個人差が大きいことも申し添えておきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

膝の痛みは非常に多い症状ですね。

その中でしゃがんだり特に立ち上がりの時膝が痛い

と訴える方も多いです。膝前方や後方に痛みが出ます。

本日は後方やや外側の痛みについてのご報告です。

最近は優秀な理学療法士がいろいろ教えてくれます。

今回取り上げるのは大腿二頭筋の痛みです。

立ち上がりの痛みはこのあたりです。

注意すべきは腓骨神経の滑走性障害もこのあたりです。

その他にも膝窩筋障害、外側半月板障害も鑑別が必要です。

これには注意深い診察とエコー所見が役立ちます。

肥厚し厚くなった靭帯が見えます。その下に見える大腿二頭筋は

炎症を起こしドプラーで反応が見えます。

正常側は靭帯が細いです。

別方向で見ると

靭帯の周りに水が溜まってます。下の正常側では

水は溜まっていません。

正常でも滑膜があり水腫が認められることもありますが

左右差が決め手です。そして臨床所見が一致すれば確定。

残念ながら関節内のヒアルロン酸注射は効果なし。

このように膝の痛みは関節内の軟骨がすり減ってるんだよと簡単に

言われますが全く違うことがエコーを使えばわかることも多いです。

治療は適切な理学療法、疼痛高度の場合ピンポイント注射、

大腿二頭筋のエコーガイド下リリースなどが効果を上げます。

しかし時には筋断裂を伴っていることもあり正確な診断が求められます。

膝痛にも一般的によく知られていない病態が多々あります。

注意深い診察とエコーの活用は欠かせないのではないでしょうか?

強い痛みにはリリースも必要です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

以前もご紹介しましたが、肩が突然痛みのため動かすこともできない

よく知られた病気があります。石灰腱炎ともいわれます。

あまり珍しくはありません。

診察室に入ってくる姿でわかることも多いですね。

肩を抑えて苦痛の表情がみてとれます。

レントゲンですぐにわかることも多いです。

このようにどか~んと石灰がある場合もあります。

エコーでは

強い炎症もしばしば伴います

しかし新しいものは注射針で吸引することも可能です。

局所麻酔をしてから針を石灰に刺入し、これを吸引することが

痛みをとる最善の方法でしょう。

新しい石灰は柔らかい!

ある偉大な先生がこの吸引の画像を池で泳ぐ鯉が口をパクパクさせた

姿に似ていることから鯉の口と表現されています。

なるほどと思わせます。

強い痛みは素早く除去!(可能な限りですが)

痛みでお困りの方ご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

9月12日名古屋のセンチュリーホールで山下達郎さんの

コンサートが開催され久しぶりに行ってまいりました。

山下さんは音楽活動40年以上と長くほとんどが一線で

活躍してこられました。今年は49回のステージで今回が

29回目だそうです。3時間余りのステージを一切休憩なしで

ぶっ続けです。とてもタフで若いころと声質も変わりません。

見事ですね。

映画未来のミライのオープニング、昨年の話題作西田敏行主演の

ナミヤ雑貨店の軌跡での主題歌reborn(不思議と西田さんはどんな役柄も

ナレーターも完璧にこなしてしまう)、そして世界的ヒット曲

Oh pretty woman 、もちろんride on timeなど名曲が一寸の

休みもなく次々と披露され圧巻のステージでした。

毎年彼のコンサートを楽しみにしている方が多いのもうなずけます。

あっという間の3時間でした。

素晴らしい音楽で大きな元気をいただきました。

ありがとうございました。

また来年行きたいですね。

 

 

骨折や靭帯断裂は身体所見に加えレントゲン、CT、MRIなどで

診断されています。しかしすぐにCT、MRIというわけにもいきません。

コストや時間の問題の他CTには被爆の問題もあります。

そこでちょっとエコーですね。ポンと当てればすぐにわかることも多いです。

足を捻った患者さんです。

じっと見てもよくわかりませんしかしエコーを当てると

あまり認識されてこなかった中足立方靭帯の断裂でした。

次も足を捻った患者さんです。

痛いところが接線でうつるように工夫してレントゲンを撮りました。

しかしわかりませんね。エコーでは

立方骨裂離骨折でした。

そのほかにもいろいろあります。

大腿骨頸部骨折でもレントゲンでわかりにくい方も見えます。

しかしエコーでは骨頭の上に血腫が見えます。確信が持てますね。

そのほかにもいろいろな活用方法があります。

身体所見で想像出来たらまずエコーその次にレントゲン、そしてMRI、CT

と考えるようになってきました。

何よりも手軽で被爆の心配もなく何度でも繰り返し観察できるので

医師にも患者さんにも安心できます。

可能な限りの活用を心がけてまいります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

肩には多くの筋肉がありそれぞれ必要な働きがあります。

腱板という4つの筋肉は有名です。

その中で棘上筋は肩甲挙筋と並んで肩こりの筋肉としても

有名です。

黒丸内側は肩こり、そして外側黒丸は肩関節のトリガーポイント

赤で示したところが今回の肩が重ーくなるトリガーポイントです。

下図は棘上筋の関連痛です。

赤印の痛みは関節可動域は保たれるが、重いものを持つとすぐ疲れる。

そして肩上部の鈍重感がある。こんな症状が多いです。

エコーで見てみますと

少しわかりにくいですが棘上筋、関節裂隙がみえます。

運動療法でも改善が少ない場合この部分のファシア(筋膜)

のリリースが有効のことも多いです。

もちろんその後の再発予防のリハビリも欠かせません。

肩は非常に複雑で色々な筋肉、靭帯、カプセルが発痛源となり

診断治療が難しい分野です。

きめ細かい触診、動作確認は大変重要です。手術や、麻酔科の

授動術が必要な方も見えます。

エコーガイド下注射も診断、治療の一助となることは確かです。

今後とも皆様のご期待に沿えるよう頑張りたいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

手関節はスポーツや使い過ぎにによってよく痛みが出る場所です

多くの人は湿布して少し休めば大丈夫だろうと経験的また人づてに

理解しています。しかし中にはそんなに使ってなくても痛くなったり

休めていてもなかなかよく治らないこともあります。

手首の腱鞘炎は主に2つあります。

一つは親指側のドケルバン腱鞘炎。そしてもう一つは小指側の

尺側手根伸筋腱腱鞘炎です。

今回は後者小指側の腱鞘炎の紹介です。

一番外側の腱が尺側手根伸筋腱です。

手首を捻ると手首の小指側に強い痛みが走ります。しかしこの部位は

他にも多くの疾患があることが知られています。

TFCC損傷、尺骨突き上げ症候群、尺骨茎状突起骨折、そして日本人有名

テニスプレイヤーが最近この腱の損傷で長期離脱し多くのファンが心配

したものです。そのほかにも多数の疾患があります。

簡単にわかりそうですが触診でわかりにくいこともままあるのです。

そこでエコーを使いますと実は簡単に場所が確認できます。

四角で囲ったところが尺側手根伸筋腱です。この方は水腫を伴っています。

他の方も

同じようにみえます。脱臼したりしていなければ同定は簡単

そして麻酔と少量のステロイド剤を診断と治療の目的で注入します。

確実性を高めるのにエコーが必要です。

診断が正しければ注射直後に痛みが消失します。

そしてこのまま治る時もかなり多いですが。時には装具治療の併用も

必要な時があります。

とにかく腱鞘炎といっても鑑別する疾患も多く、また触診でわかりにくい

ことがあります。この部位の腱鞘炎はエコーはとても参考になると思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

梅雨がいよいよ開けて本格的な夏に向かっていますね。

熱くなるこの季節愛知県体育館も大相撲人気の熱気(空調がいまいち)で

あふれていました。

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熱戦に次ぐ熱戦です。

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今日も満員御礼でした。

そして知る人ぞ知るジムニーが20年ぶりに新型にチェンジ!

大変な人気であっという間に納車〇月待ちとなってしまったようです。

これも大人気で一部ではお祭り状態?自分も過去に所有したことがあり

興味深々です。

こんなものをいただきました。

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これも大変楽しみです。

肉離れは若年から中年までスポーツによって頻繁に起こる筋、筋膜、腱の損傷です。

しかし患者さんはいつ治るか?そして競技の復帰目安は?不安でいっぱいです。

我々医療者は適切なアドバイスを症状のみならず、画像所見も十分考慮して

説明しなければなりません。

日本整形外科学会の重症度鑑別法は以下の通り

IMG_0868

一つの目安にはなりますがこれだけでは不十分です。

筋力の回復はもちろん再発予防も非常に重要です。

その他の分類では(奥野のMRIによるハムストリング評価)

1度:出血所見のみ 出血型

2度:筋腱移行部損傷型(特に筋膜損傷)

3度:筋腱移行部損傷型(断裂含む)

ハムストリング以外にももちろん応用できます。

スポーツ復帰目安は

1度:1~2週間

2度:5~6週間

3度:3か月以上

以下は大腿直筋3度(断裂)症例です。

大腿直筋断裂1

健側との比較です。

大腿直筋2

著名に腫大した筋肉が明瞭にわかります。

筋肉の断裂部もわかりますね。当然3度であり手術も考慮されます。

しかし1度と2度では鑑別が難しいこともままあります。

次はふくらはぎ(腓腹筋)動画

筋肉の間に黒く映るのが出血、出血のみならず筋肉内にも正常の羽状構造が乱れており

肉離れ2度と判定できます。短期に復帰しますと再発が多いと言われています。

2度と思われる場合時期を見計らってMRI撮影も重要です。

次は1度と思われるふくらはぎ(腓腹筋)の肉離れです。

出血はありますが筋肉の羽状構造は乱れていません。

ただ出血が多いので1度としてはやや時間をかけて復帰を目指すべきでしょう。

エコーだけでわかりにくいこともままあり当院では適切な時期にMRIをお勧めしています。

このように肉離れは治療期間が大きく異なり初期より確かな診断そして復帰スケジュールの

策定を状況を見ながら判断していくことが重要です。

失敗の原因は(再発や痛みの遷延)1度と思っていたが2度だったとか1度でも出血が多かった

などが多いようです。超音波診断は欠かせません。

しかし超音波診断にも落とし穴があります。よく見えるエコー機械、プローブの選択(人によって

部位によって)が重要です。

当院では可能な限り諸検査のもと適切な治療を提案してまいります。

最後までお読みいただきありがとうございました。